蟻が・・・・
『蟻が
蝶の羽をひいて行く
ああ
ヨットのやうだ』
確か三好達治の詩だったと思う
この詩が教科書に載っていた
初めて、読んだ時
なんとすごい詩なんだろう
一瞬にして情景が浮かぶ
小さな蟻と海の対比
三好達治が好きになった瞬間だった
なんてことは
遥か昔の話で・・・
ところが、先日の朝の散歩の時
この景色に出あった

蝶々?
と思ったんだけれどね
虫だわ
ものすごいスピードで、進んでいった
あらら?飛ばないのかな?
と不思議だったんだけれどね

死骸だわ
じゃあ、なぜ動いているのかな?
写真に撮ったつもりだったんだけれど
撮れていない
でもね、動かしていたのは
蟻
地面を這って
コンクリートの崖も登る

こんな大きな虫だよ
蟻さんの、何倍もの大きさの虫
上まで登り

あ~地面の巣穴に運ぶのかな?
と思ったら
うろうろして

またおり始めた

自分の巣を忘れたのかな?
しばらく見ていたんだけれどね
時間になり、さよならした
でもね、もう一度言うけれど
自分の体の、何倍もある虫を


たった一匹で運んでいた
蟻の力に
完敗
蝶の羽をひいて行く
ああ
ヨットのやうだ』
確か三好達治の詩だったと思う
この詩が教科書に載っていた
初めて、読んだ時
なんとすごい詩なんだろう
一瞬にして情景が浮かぶ
小さな蟻と海の対比
三好達治が好きになった瞬間だった
なんてことは
遥か昔の話で・・・
ところが、先日の朝の散歩の時
この景色に出あった

蝶々?
と思ったんだけれどね
虫だわ
ものすごいスピードで、進んでいった
あらら?飛ばないのかな?
と不思議だったんだけれどね

死骸だわ
じゃあ、なぜ動いているのかな?
写真に撮ったつもりだったんだけれど
撮れていない
でもね、動かしていたのは
蟻
地面を這って
コンクリートの崖も登る

こんな大きな虫だよ
蟻さんの、何倍もの大きさの虫
上まで登り

あ~地面の巣穴に運ぶのかな?
と思ったら
うろうろして

またおり始めた

自分の巣を忘れたのかな?
しばらく見ていたんだけれどね
時間になり、さよならした
でもね、もう一度言うけれど
自分の体の、何倍もある虫を


たった一匹で運んでいた
蟻の力に
完敗
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