方言①
電話が鳴る。
はい、もしもし・・・
「ちょっと、ちょっと思い出したよ。
メモ、メモ!」
年甲斐もなく、少々甲高い声。
どうしたん?
何?
「いいから、いいから、言うよ。」
寝ていて、突然頭に降りてきたそうな。
以前、姉と会った時に、方言の話をした。
それが、ずっと、頭に残っていて、
思い出したから、私に言わなくちゃ!
と思ったそうな。
私は能登の出身。
といっても小さい町がたくさんあり、
少しずつ違う。
しかも、車で30分ほど離れただけで、通じない言葉もある。
余談だけれど、
某テレビ番組で、方言で出身が分かる。
と言うのをやっていた。
この番組、好きだけれど、結構通じない言葉がある。
そのたびに一人で
『そんな言葉、遣わないよ!』と
突っ込みをする。
まあ、私も大阪人に近づいていると言うことかも・・・
余談は終了。
姉がせっかく電話をしてくれたので
能登の方言を少し・・・
①『おやあ、靴がかたちんぱやがいね。
せっかくのあかばも、台無しやがいね。」
意味:『靴が、片方ずつ違っていて
せっかくの晴れ着も台無しになっている。』
②『映画見に行ったぎけど、
あんた、やぐさい映画やったぎわいね。
はいだるかったわ。』
意味:『あなたね、不愉快な映画だった。
つまらなかったわ。』
『やがいね』『ぎわいね』は接尾語、かな?
方言を遣うと、母を思い出す。
昔の人は良く遣ったけれど
今は、ほとんど遣わないのだろうと思う。
ちょっと寂しいかな?
まあ、私の田舎を離れてから、遣わなくなった。
忘れられて、そのうち消えていくのだろうな~。
姉からたくさん聞いたので、
そのうちまた、書きます。
私自身が忘れないように・・・・
はい、もしもし・・・
「ちょっと、ちょっと思い出したよ。
メモ、メモ!」
年甲斐もなく、少々甲高い声。
どうしたん?
何?
「いいから、いいから、言うよ。」
寝ていて、突然頭に降りてきたそうな。
以前、姉と会った時に、方言の話をした。
それが、ずっと、頭に残っていて、
思い出したから、私に言わなくちゃ!
と思ったそうな。
私は能登の出身。
といっても小さい町がたくさんあり、
少しずつ違う。
しかも、車で30分ほど離れただけで、通じない言葉もある。
余談だけれど、
某テレビ番組で、方言で出身が分かる。
と言うのをやっていた。
この番組、好きだけれど、結構通じない言葉がある。
そのたびに一人で
『そんな言葉、遣わないよ!』と
突っ込みをする。
まあ、私も大阪人に近づいていると言うことかも・・・
余談は終了。
姉がせっかく電話をしてくれたので
能登の方言を少し・・・
①『おやあ、靴がかたちんぱやがいね。
せっかくのあかばも、台無しやがいね。」
意味:『靴が、片方ずつ違っていて
せっかくの晴れ着も台無しになっている。』
②『映画見に行ったぎけど、
あんた、やぐさい映画やったぎわいね。
はいだるかったわ。』
意味:『あなたね、不愉快な映画だった。
つまらなかったわ。』
『やがいね』『ぎわいね』は接尾語、かな?
方言を遣うと、母を思い出す。
昔の人は良く遣ったけれど
今は、ほとんど遣わないのだろうと思う。
ちょっと寂しいかな?
まあ、私の田舎を離れてから、遣わなくなった。
忘れられて、そのうち消えていくのだろうな~。
姉からたくさん聞いたので、
そのうちまた、書きます。
私自身が忘れないように・・・・
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